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2017年1月18日水曜日

アルファロメオジュリエッタSZ ( Alfa Romeo Giulietta SZ )イタリアの小さな赤い宝石

きのうはたくさんの種類のオープンカーと仕事場近くで遭遇しました。
写真を撮るのを忘れて、ニコニコ呆けてました。

さらに夜にはおどろくようなクルマにも出会い、
なんだかとっても良い日になってうれしいんです。



朝、美容院で見てた雑誌に見知らぬ新型ロードスターが。マツダ「ロードスターRF」なんですって。これなら屋根を開けてもあんまり目立たないから日本向きかも。


夜になって迎賓館近くの交差点を渡っていたら、
あらら~古いフォードマスタング。それもコンバーチブルタイプ!
はじめて見ましたけど、なんともかっこいいですね。

「クレイジーケンバンドの横山剣さんが運転していたりして」

運転していたのはマッスル鍛えてる60代くらいに見えるおじ様でした。
鍛えてるなあ筋肉。古いマッスルカーに乗るにはやっぱりマッスル強化が必須かもしれないです。


 https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%81%E3%83%96%E3%83%AB65&newwindow=1&client=firefox-b&sa=X&biw=1440&bih=736&tbm=isch&tbo=u&source=univ&ved=0ahUKEwiG3qeSxMvRAhVHxrwKHfPGCpkQsAQIGQ


真っ赤がすてき。古いフォードマスタングのコンバーチブルは1970年代くらいのクルマなんですね。作られてからそろそろ50年くらいたつから、これはもうタイムマシーン。


周りじゅうエコカーの中、大排気量のマスタングの野太い排気音がビルに響きます。じつに反エコな悪い趣味ですが、 ・・・・・いいですね~


大満足です、今日。
朝からたくさんのオープンカーを見てお腹いっぱい、いいいちにちだったな~、幸せだなあ~と満足して歩いていたら前方に赤いクルマ。


?????



なんでしょうこれ????



思わず走りながら接近して携帯で写メ。この時点ではこのクルマがなんだかまったく不明。ただものすごく興奮していて、わたし手を合わせて拝んでしまいました。写真は興奮でぶれてしまったけれど、わかりますか?このあり得ないような切り妻型の後部。後で調べたらこの形、コーダ・トロンカ(Coda Tronca)っていうんだそうです。



このクルマこそ全く見たことがない。前を見たらヘビのマークのアルファロメオだというのはわかるけれど、とても古そうだし、特別そうだし、いったいなんというクルマなの?


それで、 運転席に乗っている方に、手を合わせて拝みながら(かわゆく)震える声で聞いてみました。

「あの~ものすごくかっこいいアルファロメオですね、すてきすぎて、みたこともないのでびっくりしてます。なんていう形なんですか?」

「アルファロメオジュリエッタSZ ( Alfa Romeo Giulietta SZ )ですよ~」

「すごい美しいです~このアルファロメオ。何年くらい昔のクルマなんですか?」

「50年前のアルファですよ~」

「うわ50年前!すごい。わたしもプジョー306カブリオレに乗ってます」

「お、いいじゃないですか306カブリオレ」

なんか、わたしって見栄っ張り。赤いプジョー307ccだと旧車マニアの仲間のヒエラルキーに入れないととっさに計算して、イタリア製フランス車、それもピニンファリーナ工房で作られた青い306カブリオレなら旧車マニアな匂いがするはずと瞬間で思って、「306カブリオレに乗ってます」って言っちゃったんです。うそじゃないけど、なんかいやらしい女 ( ゚д゚ )クワッ!!

調べてみると、このアルファロメオジュリエッタSZ、
1959年から1961年までに世界でたった約210台作られたそうです。そのSZの内、最後の約30台は、さらに15kgの軽量化を図り、空力特性改善のためフロントオーバーハングとリアエンドを延長し(全長3,800mm→4,060mm)、コーダ・トロンカ(Coda Tronca)と呼ばれる断ち切られた形状のテールを持つ後期型。
 http://minkara.carview.co.jp/userid/1804628/blog/31696677/

まさにこの赤いアルファは、その世界で30台の内の1台の後期型。
一生のうちに見ることができたのは幸福でした。


50年前にイタリアで作られたアルファロメオジュリエッタSZ後期型。世界中で30台が作られました。タイムマシーンでやってきたこの世のものではない感じ。

オーナーの男性は黒いレザージャケットをさりげなく着こなされていて、ものすごくおしゃれな感じの方でした。きっと修理に2、3千万円くらいはかかっているのかなあこのクルマに、でもお金くささがなにもなくて、とにかく大好きなラブラブな感じだけがビンビンに伝わってくるのです。

「ものすごく大事に乗ってらっしゃるんですね、感動しました」

「まあ酔狂でね。 このクルマは暖房も冷房もないから冬はたいへん夏はたいへん。窓もレバーを手で回すし」

「暖房もないってすごい! 暖房がついているオープンカーよりすごいです。でも窓ガラスは電動よりも手回しの方がいいと思います。窓落ちしなさそうで羨ましいです」

「このクルマは全部で200台くらいしか作られなかったから、なかなか見る機会もないと思うから、よく見ていってね。あ、写真? いいよ、撮っていってくださいね」


ほんとうにいい人でした。
このブログを見てくださる可能性もいつかあるでしょうから、
お礼を。


目が覚めるようなクルマを見て元気になりました。
ありがとう~!