8月頭の船積み予定が9月へ延期になった、
沖縄で車検と整備中の306カブリオレ銀。
車検は終わり、他の箇所の整備が残っています。
現在ドイツからのOEM品(エバポレーター本体)の到着を待っている最中です。
プジョー306カブリオレ銀。
この絶滅危惧種を乗継ぐ意志を固めたプジョー好き女子2名が、
現車を見に、8月下旬東京から来てくれました。
国道58号線沿い城間(ぐすくま)にある プジョー沖縄・丸貴さんへ
那覇空港から直行です。
まずは当ブログの人気アイドル、メカニック担当「A垣さん」と事務所でご対面。
「全員顔出しゼロ運動」をブログポリシーにしているので、例によって顔に雲がたなびきますが、
若いときの俳優・小林薫さんがプジョー沖縄・丸貴のA垣さんに似ています。
沖縄から2名、東京から2名の合計4女子が事務所で
「きゃーA垣さんですよね~」と
盛り上がってる光景 ( ゚д゚ )彡
オトナ女たちが集団で来訪し、
黄色い歓声あげながら部品のことでテクニカルな話を交わしてる。
そんなこといままで一度たりともなかったでしょう。
・・・・・・・・・・・・
丸貴さん創業45年にして初めての出来事
か。
いや、まちがいない。きっとそうにちがいありません。
光栄です。
| 激しく照れているプジョー沖縄・丸貴のA垣さん。「お姉さま方、めんそーれOkinawa。これが306カブリオレ銀の漏れが発見されたエバポレーター本体です」と言うのが精一杯。 |
写真のエバポレーターは、306カブリオレ銀のダッシュボードの奥から取り出したもの。中身です。
エアコンの室内機同様の仕組みで暖房冷房の熱交換をしています。
液漏れ部分を確認するために着色したクーラントを先に入れておいたそうです。
A垣さんが15年以上使い続けたエバポレーター見ながら、
「車の部品って改めてすごいと思います。振動と熱にさらされても壊れないように作ってあるから、
同じエアコン部品でも固定して使う家庭のエアコンとは前提が違う作りですよね」
とボソボソ述べてたことが、なんかプロ感じました。
沖縄では暖房が壊れても(必要がないので)修理しない場合が多い(らしい)、
306カブリオレ銀は東京へ持ってゆくので暖房は必須。しかし・・・
メーカーに在庫はゼロ。国産車の類似サイズのものを探してみたが、適合できない。
部品業者さんのデッドストック品で日本に1つ見つかったけれど、
エバポレーターの外側の全体部分を含むアッセンブリー品で価格13万円以上。
これを最後の安牌として、中身だけの部品を探したところ、
ドイツに互換品があり、これが沖縄に届いたら整備再開となります。
今回の車検と整備の概要説明を受けた後、
いよいよ整備中の内臓むき出し現車を見せていただけるになりました。
A垣さんにかねてからお願いしていたので、一同ワクワク感半端ありません。
しかし営業部の重鎮N松さんからは、
「お客さまに内臓を見せたら恐ろしくて卒倒するでしょうから、できたら見せたくはありません 。
お客さまには完治したきれいな姿を見せたいのです。やはりお見せしたくありません。」
と今からでも思い留まるように何度も説得が入ります。
「も~N松さんったら」とか思ったんですけど、
N松さんは確かに本当に心配されているのがわかって、
あ、そっか、率直で現実的で安全第一な実直な方なんだ
とさらにわかって、なんかすごくありがたくなりました。m(_ _)m
一方、丸貴さんの工場には邪悪な者が入ってこないように結界が張ってあります。
私はいつも跳ね返されて、これまで侵入どころか、
世界遺産になった本島南部の斎場御嶽(セーファーウタキ)の拝所から、
まるで聖域島の久高島を海を挟んで遥拝するように、
丸貴さんの特選中古車展示場から、整備工場(聖地)を拝んでいたのでした。
この日はA垣さんの引率で工場見学。結界は一時的に解除です。
うれし~
先頭を行くA垣さんの右手に観光バスの旗が見えました。
聖地の結界の中に入れるという、あまりの喜びで、
工場へ入るときに
「おじゃまいたします」とお辞儀していました私。
306カブリオレ銀、306カブリオレ青、206ローラン、307ccマリリンが、
なんども治してもらった 聖地 。
感動して、写メ撮れなくなりました。
丸貴さんの2階。整備工場(聖地)です。
車検の検査レーンの他、整備レーンが4つくらい。整頓されてきれいです。
夏場は、沖縄なので高温で、なおかつ夏が長いので、
メカニックの方々は疲労困憊・・・ああすごく反省します。
6~9月の高温時期にめんどうなお願いを入れないように、と肝に命じました。
各種オイルの保管場所です。壁のツールに目が釘付けになりましたが、
整備作業の邪魔をしてはなりません。メカニックの方(神官)にも接近禁止です。
そして、二階から三階へのハシゴ階段です。工場感満載、喜びで気が遠くなりそうでした。
階段の下にはAL4らしきユニット(宝物)が転がっていたり、
この絶景にうっとりして足を踏み外しそうになった。
そして三階です。
いきなりジャガーEタイプ!オープンカーそれも映画007に 使われたような博物館級な宝物が!
目がくらみました。
| http://207gt.blogspot.jp/2016/03/blog-post_15.html |
そして、ボギーアンドクライドの映画みたいなリンカーン宝物! すごすぎて接近不可能に。
そして、 プジョー最後の幌型オープンカー・306カブリオレ銀!
カブリオレが名車フロアの3階に一緒に上げられているのが誇らしいです。
306カブリオレはやっぱり丸貴さんにとっても歴史的な車と、また感動して身動きとれず。
奥ではA垣さんから説明を受ける新オーナーさん。
手前ではピニンファリーナデザインの絞り込んだサイドの造形美に息を呑むご友人。
興奮というか幸福過ぎて手ブレとピンぼけになりました。
そうとう特別に整備の手が入ったエンジンルーム。
この車、どこに出しても恥ずかしくない、神々しいなあと率直に感じました。
ダッシュボードを外し、ハンドルを外した306カブリオレのキャビンです。
たしかに怖いですね、でも 直視するとお宝の山です。
あれ? 左足のフットレストは最初から付いていたんですか?
これをまた組み上げる技術、それができる技術、愛情ないとできない話です。
丸貴のメカニックのみなさん尊敬しています。
左ハンドルの穴も見えますね。
こうなると、よし、艤装品とエンジン足回りみな降ろして、
モノコックボディーをイチから錆止めして塗装しなおして、
電気ワイヤー類みな新品にして、って妄想が無限に広がります。
バラバラになった部品を組み上げると再びこうなります。 美しさ感じます。
306カブリオレ銀のダッシュボード(下半分)がハンガーにかけてあります。
このアングルから見る機会はそうめったにありませんよね。
これが306カブリオレ銀のブロアモーター(新品)です。一年中エアコンの風量を調整します。
アブロちゃん、これからもよろしくね。
A垣 さん、プジョー沖縄・丸貴のみなさん、
工場見学を許可してくださってありがとうございました。
私たち全員、深く満足いたしました。
壊れたり調整したりする必要があるのがクルマですが、
壊すようなことをわざわざしたり、不調になるようなことをあえてしないように心がけます。
プジョー中古車への優しさと愛情をかけた使い方をこれからも目指します。
どうぞ今後もよろしくお願いします。
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追記
ドイツからのエバポレーター部品は先程羽田空港で通関が済み、
これから那覇空港へと送られます。
いよいよです。
整備どうぞよろしくお願いします。
